心電計を導入しました

こんにちは

大塚駅前どうぶつ病院 心臓メディカルクリニックでは新たに以下の検査機を導入いたしました。

犬猫に失神ふらつきを引き起こす原因の一つに不整脈が挙げられます。

これらの検査機は何時発生するか解らない不整脈を検出し、失神の原因を診断することができます。

  • 心電計(D800AXS, フクダME)

これは主に院内での心電図検査に使用しますが、心電図を自動で解析して結果をコメントしたり、チャートや軸偏位をイラストで表示してくれるため、心不全不整脈を詳細に評価することができます。さらに、心拍数だけではなく、QTcやR-R変動率などの複雑な演算情報を解りやすく表示し、心筋の電気生理学的異常を一目で理解できます。

その他、血中酸素濃度の測定も行えます。

ホルター心電図検査では上記の機械を犬猫の胸部に装着し、ご家庭での24時間の心電波形を記録することで発作性不整脈の有無を検査します。記録データは解析装置(D800AXS, フクダME)を用いて解析するため、短時間で詳細な異常を検出できることが特徴です。本機は小型で重量は52gと軽量化されているので、犬猫の長時間心電図検査に最適です。